
アンローダー型の大容量コンプレッサは、吐出量がほとんどなくても、最大負荷の7割の電気を消費します。
よって圧縮空気の使用量が少ない休日は、電気を無駄に使っています。
【図】 1週間のエア使用量と電気使用量イメージ

【表】 レンタル導入の試算例
コンプレッサ | 削減電気 使用量 |
レンタル料 | メリット/月 | |
---|---|---|---|---|
自社保有 | レンタル | |||
300kw | 75kw | \210,000 | \130,000 | \80,000 |
150kw | 37kw | \110,000 | \64,600 | \45,400 |
150kw | 22kw | \120,000 | \47,300 | \72,700 |
- * 休日 12時間使用、1カ月の休日数8日
- * 電力料金単価 10円/kWh
- * 設備償却費・維持費などは試算に含まれておりません。
休日のみのご使用の場合も、設置の手間と回送費を削減するため常設していただきます。


愛知県 電気機器製造業 A社さまの工場は、450kWのコンプレッサを設置されています。
しかし、休日の生産はそこまでのエアを必要としないため、コンプレッサ55kWのレンタルをご提案。
保有のコンプレッサを停止し、土日・祝日のみレンタル機へ切り替えてご使用いただいた結果、CO2とコスト削減に成功しました。
1ヶ月間運用した場合、電気料金 \10/kWh 12時間/日の稼働時間とすると・・・
(450kW - 50kW) x 10/kWh x 12h x 8日 = \216,000
コンプレッサのレンタル代が¥150,000/月で 1ヶ月 \66,000 のコスト削減ができました。
期間中の電力データを基に省エネ削減効果を算出すると38,498kWhです。
CO2排出量を14,695kg削減することができました。
計測期間が11ヶ月であることから 14,695kg / 11ヶ月で、1ヶ月あたり約1,336kgのCO2削減に成功しました。
(CO2排出係数 1kWh= CO2 0.38kg)
【表】 2006年12月24日から2007年11月25日までの電力データ
日付 (土日・祝日のみ) |
運転時間(h) | ①既存の450kw機を運転した 場合の予想消費電力量(kwh) |
②レンタル55kw機が 実際使用した電力量(kwh) |
省エネ効果(kwh) (①-②) |
削減CO2量(kg) (1kwh=0.38kg-CO2) |
---|---|---|---|---|---|
2006/12/24 | 9.00 | 1,449 | 438 | 1,011 | 385.7 |
2006/12/29 | 1.80 | 295 | 91 | 204 | 77.7 |
2006/12/30 | 3.50 | 564 | 174 | 390 | 148.8 |
2007/01/04 | 4.50 | 1,208 | 291 | 917 | 349.8 |
~ | ~ | ~ | ~ | ~ | ~ |
2007/10/28 | 5.00 | 805 | 224 | 581 | 221.7 |
2007/11/18 | 0.75 | 121 | 37 | 84 | 32.0 |
2007/11/25 | 4.42 | 712 | 227 | 485 | 185.0 |
合計 | 332.35 | 53,512 | 15,014 | 38,498 | 14,695.7 |


休日のコンプレッサの管理はどうされていますか?
コンプレッサは、導入コストだけでなく管理にもコストが発生します。
休日の使用量に合わせたコンプレッサをレンタルして、管理コストも削減しませんか?

愛知県 電気機器製造業 B社さまでは、離れた位置にあるコンプレッサ室から、生産現場へエアを供給しています。
当然、休日もコンプレッサの管理のために保全担当者が出勤し、業務をおこなっていました。
しかし、生産現場とコンプレッサ室は離れているため圧力損失が発生。そのうえ休日は生産量が少ないため、コンプレッサのエアは保有クラスまで必要としませんでした。



B社さまには、レンタルしていただいた小型容量コンプレッサを休日のみご使用いただきました。
生産現場の近くに置くことで、小型容量コンプレッサでも必要十分なエア供給ができ、管理を現場の方にお任せすることができました。
これにより保全担当者の休日出勤も減り、11ヶ月で141時間の時間外勤務を削減できました。
【表】 2006年12月24日から2007年11月25日までの保全担当者の残業低減データ
日付(土日・祝日) | 2006/12/24 | 2006/12/29 | 2006/12/30 | 2007/01/04 | ~ | 2007/10/28 | 2007/11/18 | 2007/11/25 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
運転時間(h) | 9.00 | 1.80 | 3.50 | 7.50 | ~ | 5.00 | 0.75 | 4.42 | 332.35 |
残業低減時間(h) | 0.0 | 1.5 | 0.5 | 12.5 | ~ | 8.0 | 2.0 | 8.0 | 141.5 |
* 残業低減はコンプレッサー操作に限る

- レンタル料は全額費用処理できるため、コストの平準化が図れて節税効果も期待できます。
- レンタルは完全なオフバランス処理ができ、資産圧縮による財務指標の悪化を防ぎます。
- 現場ごとの経費が明らかになり、原価管理が容易になります。
- 資産管理が不要なため、減価償却計算や税金申告など事務処理を簡素化できます。
- 現場に応じた期間・台数・機種を選定できます。
- 勿論、いつでも変更・返却できます。
- 常にメンテナンスされた商品をご利用できます。
- 例えば、ご購入前にレンタルで試されてはいかがでしょうか?
- 不稼働時期の保管場所やメンテナンス費用が削減できます。
- 保有機械を適正台数にして、ピーク時にレンタルで対応すればコスト削減できます。
- 多種多様な商品をラインナップ。全ての機材が揃うため、調達の手間も省けます。
- 他社に真似のできないレンタル商品の高品質化。
- 万が一のトラブルにも万全なサポート体制。
- お客さまに合ったソリューションをご提案させていただきます。
一般的にレンタルで対応できる機種は、エンジンコンプレッサや給油式コンプレッサがほとんどです。メーカーやメンテナンス業者もオイルフリーコンプレッサの代替機は保有台数が少なく、身近で簡単に調達できないのが現状です。
生産現場の電気使用量の中でも大きな割合を占めるコンプレッサの電力。
レンタルだからできる柔軟な調達が、コスト削減とCO2削減を実現します。
コスト、省エネ、環境対策に大きく影響するコンプレッサ。
見直しや対策に有効な測定サービス、診断ツールのレンタルが充実しています。
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